令和6年度事業計画
1.地下水の保全、開発並びにさく井技術の向上、研究及び指導について
- 技術委員会を主体として標記を目的とした講習会等の事業を推進し、さく井技術・地下水保全技術の向上に努める。
- さく井技術の維持向上のため、職業能力開発協会の実施するさく井技能士検定について、さく井技能士登録更新講習会を行うとともに、さく井技能士合格者に協会登録を推奨する。
- (一社)全国さく井協会が実施する「地下水利用設計管理技術者資格試験」や、「登録さく井基幹技能者講習会・試験」を積極的に受験し、技術向上を図る。
2.地下水の保全、開発、利用に関する実態を踏まえ制度及び施策の調査・研究及び公開・提言
- 全国井戸のデータベース化とその活用システムの構築
- 地下水保全(地下水盆の水収支、涵養、地下水汚染防止、等)に関する情報収集及び調査研究
- 地下水開発(調査、設計、施工等)に関する情報収集及び調査研究
- 地下水の有効利用(継続可能な地下水利用)と国民の生活を守るための安全な供給・利用の推進、さらに危機管理への備えとするシステムの構築をめざす活動
3.さく井業の健全な発展及び地位の向上に関する指導研究について
- (一社)全国さく井協会が制定した、「いい井戸の日」事業に、支部として協力し井戸、地下水の貴重価値のPRをする。
- 協会主催の講習会、研修会をCPD(Continuing Professional Development:技術者の継続的な専門教育)受講証明書の発行対象プログラムにする。また、当協会主催に限らず、GEO・Net参加機関主催のプログラムで、会員の役立つものを紹介する。
- 地中熱及び地下水熱システムの利用が全国的に展開されている。当支部としても、講習会並びにシンポジウム等に積極的に参加し、理解を広め、さく井業の発展を図る。
4.委員会活動について
- 防災井戸について、ガイドラインの策定、マニュアル及びパンフレットの作成に取り組む。
- 災害井戸に向けた、普及・啓発を促進する。
- 賛助会員を中心とした、新商品及び技術講習会を開催する。
5.防災井戸について
- 災害プロジェクトを立ち上げる。
- 防災井戸パンフレットを配布する。
- 防災井戸に向けた、普及・啓発を促進する。
6.労働安全衛生関係について
労働安全衛生法に基づく各種作業主任者の教育などを必要に応じて計画実施すると共に、建設労働災害防止協会等の実施する各種講習会に参加を勧める。
7.出版物の頒布について
(一社)全さく協機関紙「さく井」、さく井手帳、会員名簿、さく井工事標準歩掛資料、温泉掘削工事標準歩掛資料、地下水位年表等の刊行物を会員及び関係方面に広く頒布する。
8.親睦の催しについて
会員相互の親睦を図るため、懇親会を催す。(総会、新年会等)
9.(一社)全国さく井協会総会及び臨時総会について
6月に本部で開催する、(一社)全国さく井協会 通常総会及び11月に開催する臨時総会に参加を勧める。
10.ホームページの改定
支部ならびに(一社)全国さく井協会のホームページに会員(希望者)のホームページをリンクさせ会員のPRに活用していく。また、充実したホームページを目指す。